山本かけい

MIT EECS · LIDS · IDSS

山本かけい

Kakei Yamamoto

MIT EECS博士課程でComputer Scienceを専攻し、Martin J. Wainwright教授のもとで研究しています。頑健な学習と推論を研究し、事後学習、分布シフト、LLMの汎化に関心があります。

Research Assistant, Laboratory for Information & Decision Systems

Profile

略歴

MIT EECSのComputer Science博士課程学生で、LIDSにてMartin J. Wainwright教授のもとで研究しています。IDSSにも所属しています。

頑健な学習・推論手法の開発を軸に、特に分布シフト下での事後学習と適応を研究しています。また、学習データでカバーされていない状況へと、大規模言語モデルの汎化能力を広げることにも関心があります。

MIT以前は、理化学研究所AIPで深層学習理論に取り組み、東京大学工学部計数工学科で鈴木大慈教授のもと応用数学・情報科学を学びました。

関心分野

  • Inference
  • Fine-tuning
  • Generative models
  • Machine learning theory
  • Optimization

学歴

  1. PhD in Computer Science マサチューセッツ工科大学 · 2023年9月–2028年5月(修了予定)
  2. MS in Computer Science マサチューセッツ工科大学 · 2023年9月–2026年2月
  3. BEng in Applied Mathematics and Computer Science 東京大学工学部計数工学科数理情報学コース · 2019年4月–2023年3月

奨学金・受賞

  1. 竹中海外奨学生 竹中育英会 · 2023–2028年(学費・生活費の支援)
  2. Kiyo Sakaguchi奨学金 プルデンシャル生命保険株式会社 · 2023年選出。竹中海外奨学金との併給となるため金銭的支援は辞退。

研究

現在の研究テーマと、これまでの取り組み。

分布シフトへの適応

密度比の明示的な推定を必要としない、一段階の適応手法TILTを研究しています。相対密度比による重み付けとの等価性を理論的に示し、共変量シフト下での安定性向上を実現しました。

モデル蒸留

関数空間での勾配降下法に基づく学生・教師推定を研究しています。Residual-as-Teacherでは残差から学習し、高次元の共変量シフト下で教師のバイアスが学生へ伝わる問題を軽減します。

LLMによる評価

Sakana AI · 2026年7–8月インターン

PRISMでは、反実仮想プローブを使ってブラックボックスの評価モデルを較正します。AIエージェントのバイアス補正と頑健な推論にも取り組んでいます。

平均場最適化

特徴学習を伴うactor-critic法の収束性と大域的最適性を理論的に保証し、確率分布上のミニマックス最適化に対するLangevin動力学を解析してきました。

スパイキングニューラルネットワーク

複数回発火するニューロンや再帰型ネットワークに対する、発火時刻ベースの誤差逆伝播を研究してきました。発火を抑える正則化と効率的な神経計算にも取り組みました。

論文・発表

2024

Can Timing-Based Backpropagation Overcome Single-Spike Restrictions in Spiking Neural Networks?

Kakei Yamamoto, Yusuke Sakemi, Kazuyuki Aihara

IJCNN, 2024

スパイキングニューラルネットワークにおける単一スパイク制約を超える発火時刻ベースの逆伝播を研究しています。

2023

Sparse-firing regularization methods for spiking neural networks with time-to-first-spike coding

Yusuke Sakemi, Kakei Yamamoto, Takeo Hosomi, Kazuyuki Aihara

Scientific Reports, 2023

TTFS codingを用いるスパイキングニューラルネットワークの発火頻度を下げる正則化手法を提案しています。

2022

Proposal of a Numerical Method for Calculating the Gamma Function by the Double Exponential Formula

Kakei Yamamoto, Ken’ichiro Tanaka, Takayasu Matsuo

JSIAM Annual Meeting, 2022

ガンマ関数計算のための二重指数関数型数値積分公式の改良について発表しました。

作品

主な作品

活動

活動・運営

MIT日本人会 (JAM)

President · 2025-

Hanami Festival の代表主幹、Beneath the Great Waveの企画、団体サイトと運営インフラの刷新構築を行いました。

BiteType!

Creator and developer · 2026

ゲームプレイ、音声、分析、教師用コントロール、Cloudflare deploymentを含むタイピングゲームとClassroom版を設計・実装・公開。

丁友会

Executive board member, General Affairs Director · 2022-2023

東京大学工学部の学生・同窓コミュニティ組織で幹部・総務理事を務めました。

東京大学フィルハーモニー管弦楽団

President · 2020-2021

トランペット奏者として参加しながら学生オーケストラの団長を務めました。